オトリコリにおけるウンブリアのアクロポリス
オトリコリの風景とそのアクロポリス、ウンブリアで一番重要な考古学遺跡の一つ
ラッツィオとの州の境、テヴェレ川の左側川岸に沿う、狭い丘の上に聳えているオトリコリには、ローマ人以降の人々の前にウンブリ族が居住していた。 各時代に領域をコントロールしてきた文明の証として残るのは、テヴェレ川の近くにあるチェルクア・クーパ地区の遺跡である。 最初のものは紀元前7世紀頃に遡るウンブリ族の墳墓遺跡。 非常に多くある墓からは豪華な埋葬品が発見されており、現在それらはローマのヴィッラ・ジューリア博物館に展示されている。
2番目の遺跡はウンブリアにあるもので一番重要な場所の一つである。 それは山の下方オトリコリの新市街がある、テヴェレ川の近郊。 古いオクリクルムは、実際、重要な港の周りに発達した。 港は、ウンブリアとサビーナ境界に、テヴェレ川の交通路とフラミニア街道をつなぐ戦略的に大事な場所に造られている。
現在見る事が出来る考古学遺跡は壮大で、それはローマ文明、アウグストゥス帝の時代のものだ。 重要な遺跡の一つは紀元前1世紀の浴場、内部から発見された多彩色のモザイクは、現在ヴァチカン博物館に展示されている。 それらは有名な8角形の部屋、ヴォールトの屋根で被われ、後陣がある部屋から剥がされた物だ。
その他の場所も前者に引けをとるものでなく、堂々とした円形劇場は1世紀の建造、階段状の客席や入り口、ヴォールトで被われ、周囲に巡らされている通路が残っている。
広大なオトリコリ考古学遺跡にはその他多くの建造物、1世紀、丘の麓に建造された劇場、フォロの一部、2階建ての宗教建築物の基礎、グランデ・ソストゥルツィオーネ(大きい基礎)などがある。
テヴェレ川の大きな入り江に面したオトリコリの下部には、重要なオーリオの港が造られていた。 そこでは多くの様々な物品が荷揚げされたが、その主体は貴重で豊富にあった産物、オリーブオイルである。
ここは現在ウンブリアの中で、特にローマ時代の、一番広く重要な遺跡の一つである。 遺跡内はほぼ全域に見学ルートが完備している。 歴史の美しさに傑出した自然環境が加わり、訪れる人には、とても印象的なオープンスペースの博物館となっている。
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