サンタ・クローチェ教会と博物館:シニョレッリのキリスト降架
教会は昔サンティ・ピエトロ・エ・パオロ教会のあった場所に建てられている。 14世紀には聖母規律信心会に使用されていた。 16世紀初期、有名なルーカ・シニョレッリ作"キリスト降架"の祭壇画が製作された。 1515年に製作依頼を受け1516年には完成した。 その後精密に寄木細工で装飾された木製の支えにはめ込まれた。 中心のテーマは"キリスト降架"であるが、テーマを補完する他の二つのシーンが描かれている。 作品の見方は、上部左、背景にゴルゴダの丘でキリストが十字架に架けられている所から始まる。 次ぎの中心の絵は、他の二つより手前に描かれている。 キリストが十字架から降ろされるのを、キリストの足下に集まったマリア達が耐えがたい眼差しで見つめている。 疲れ果てたマリアは気を失って倒れ、マッダレーナは左手でキリストの血を受けようとしている。 上部右は、死んだキリストを埋葬所に運ぶ様子を描いて終結している。
同じく博物館には、有名なポマランチョの絵画"天使と聖人に囲まれた栄光の聖母子"がある。 絵の中には、製作年代1577年、作者のサインニッコロ・チルチャーニ"デ・ポマランチョ"、及び依頼者名、クリストフォロ・マルティネッリが記載されている。
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