町の主要入場門は、中世期の町へ入るボルゴの門
である。 下部は尖頭アーチ、上部は半円アーチの、二重の半円形ヴォールト、その上に三つのアーチからなる回廊、で構築されている。
重要な建築物はサン・ミケーレ・アルカンジェロ教会だ。 町で一番古い教会の一つで、既に1012年、グレゴリオ・ダ・カンティーノの記録、キロニコン・ファルフェンセに記載されている。 年に造られた左右不対象の正面玄関が特徴だ。 内部は三身廊、壁は多くの美術品で飾られている。 "ロザリオの聖母"、15世紀木製の"キリスト架刑図"など。
もう一つの宗教建築は、1181年以前に建てられた、非常に古いサン・ニコロ教会。 同じく12世紀の正面玄関はビザンチン様式の装飾がほどこされている。 内部に保存されている貴重な"聖母の戴冠"は、1520年スパーニャの弟子リナルド・ダ・カルヴィの作品。
ストロンコーネが誇るサン・ジョヴァンニ・デッコラートの礼拝堂は16世紀頃の建造とされている。 二つの、価値ある石造りの正面玄関、内部に描かれている多くのフレスコ画が豪華である。 主祭壇に飾られている、ジュセッペ・バスティオーニ、通称ジュセッピーノ・ダ・マチェラータの祭壇画サン・ジョヴァンニの殉教が素晴らしい。
非常に重要なのは、アッシジの聖人と福者アントニオ・ヴィチにゆかりが深い、サン・フランチェスコ教会と修道院だ。 アントニオ・ヴィチは1381年ストロンコーネで生まれた。 修練期をサン・フランチェスコ教会で過ごし、特にトスカーナ地方を中心にフランチェスコ派の伝道に携わった。 エレモ・デッレ・カルチェリ教会に移った。 1461年2月7日に亡くなったのち、1687年に聖列された。 19世紀初め現在の棺に移され、サン・ディエゴの礼拝堂、身廊右の祭壇の上に安置されている。
全体は13世紀を通じて、昔聖母に捧げられた小礼拝堂があり、サン・フランチェスコがしばしば訪れた場所に建造された。 教会は絵画やフレスコ画も多く保存されている。 中でも有名なのはサン・フランチェスコを伴う聖母"の断片。 一部の研究家によると、この絵はアッシジの聖人に関する本質的な証拠だとされている。 それはこの修道院が建造された時期、聖人はまだ生存していたため、聖人像が最も本人に似ているという説である。
教会に隣接した礼拝堂には、ティベーリオ・ダッシーシの傑作"聖母子"が保存されている。
都市建築では、一番古く又、町を代表的するコムーネ宮殿だ。 13世紀に建造され、中世の外観をほぼ完全に保っている。 内部には、ストロンコーネとその領域の重要な歴史の断片、多くの資料や遺品などが保存されている。
例えば、市の文書館には、ストロンコーネの社会、文化生活に関する二つの品がある。 一つはプリオーリのボッソロと呼ばれる長方形の箱で、内外部共に繊細な装飾が施されている。 二つ目は選挙箱。 それぞれの意向を表す玉を入れるようになっている。
同じくコムーネ宮殿には、サン・ベネデット共同体の所有で、サン・ミケーレ・アルカンジェロ、サン・ニコロ聖堂参事会管理教会にあった彩色聖歌集が保存されている。 その他、古い貨幣のコレクション、
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