サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂
スポレートの大聖堂は、
ウンブリアで一番有名な教会の一つと言えるだろう。 特徴のある外観、繊細でエレガントな正面は、ビザンチン様式風のモザイクで飾られたバラ窓が上部にはめ込まれ、下部には回廊が付けられている。 それは、脇にそびえる、四角形の堂々たる鐘楼とデリケートなコントラストを見せている。
1155年、前の教会が
フェデリコ・バルバロッサに破壊された為、12世紀、その跡地に現在の聖堂が再建された。 三身廊の内部の壁は、フレスコ画の傑作で飾られている。
コスタンティーノ・エロリ司教の礼拝堂、後陣の半円形ドームには、
ピトゥリッキョ1497年作"
祝福する神"、同年
ベルナルディーノ・ディ・ベット作"
聖母子とサン・ジョヴァンニ・バッティスタ、サン・レオナルド"。 その他芸術的価値が高いのは、
フィリッポ・リッピの、聖母に捧げられた一連のフレスコ画だ。
スポレートで亡くなった。 中でも"
キリストの誕生"、"
聖母の戴冠"、"
受胎告知"が特に素晴らしい。
アルボルノツの城塞
アルボルノツ枢機卿が建造した
城塞は、スポレートのパノラマの輪郭をかたどる大きな要素になっている。 町全体を支配する抜群の立地にあり、時の流れにも変わらぬ魅力を持ちつづけるこの建物は、常に町の観念的、実質的なより所となってきた。 建造は1359年に始まるが、1362年に
グッビオの
マッテーオ・ガッタポーニが工事の指揮を引き継ぎ1370年頃完成した。 堅固で壮大な城砦は、堂々たる
ボニファチョ九世法王や司教、又は19歳の若き当主
ルクレツィア・ボルジアの拠点として、町の重要な出来事の舞台となってきた。
トーリの橋
スポレートを代表するもう一つのシンボルは印象的なトーリの橋だ。 13世紀、たぶん城塞の建造より前に、ローマ時代の水道橋跡の上に造られた。 壮大な建造物、巨大な規模をより良く理解する為に数字を示そう。 長さ235メートル、高さ90メートル、10のゴシックアーチが谷の両側を繋いでいる。
サンテリアの丘の頂上に建つ
アルボルノツの城塞の正面には、
モンテルーコ山麓の、スポレートで一番古い教会の一つ
サン・ピエトロ教会が対峙している。
サン・サルヴァトーレ教会
素晴らしい初期キリスト教会、
サン・サルヴァトーレは
スポレートで一番古く、ウンブリアでも一番古い教会の一つだ。 4-5世紀の建造はキリスト教の源をたどる貴重な証拠である。 火事で倒壊した為8世紀に再建されているが、正面はほぼ完全に、当時の美しさ、ライン、装飾エレメントを保っている。 内部はローマ時代の神殿から転用したと推定される柱で飾られている。 身廊右に描かれた"
キリスト架刑図"は14世紀の製作だ。
サンテウフェミア教会
ロンバルディア様式に直接影響を受けたスポレートロマネスク様式の見事な建築、
サンテウフェミア教会は、12世紀に建立。 正面はシンプルで、内部は高さが強調された3身廊。
ウンブリアで唯一マトロネオ(婦人用の特別席)が設けられているだけでなく、三つの後陣が強調された美しい後部正面が際立っている。
Text and images contained on this page and related linked pages are protected by copyright laws, unauthorized copying is strictly prohibited.