ナルニの建築物
ナルニの政治の中心は、行政庁が置かれているプリオーリ宮殿に象徴されている。 それは中世期の素晴らしい建造物で、ガッタポーネの設計により1275年に建てられた。 その場所がローマ人にとっても重要であったことは、そこに古代のプラテア・マイオル、フォロのあった場所であった事でわかる。 広いプリオーリの回廊は、エレガントで壮大だ。 それは、中央の柱に支えられた十字ヴォールトに被われたアーケードである。 回廊の右側には鐘楼がそびえ、その横に布告役人の集会所がある。
一方、コムーネ宮殿(又は行政長官の宮殿)は既にあった建物三つを合せて造られた建築物である。 それらは、自由都市時代の、ナルニの古い三家、シニバルディ、オッドーネ、オモデイがそれぞれ所有していた。 その建造は市庁舎となっているが、内部にはローマ時代の墓や15>世紀の様々な大きさの井戸が残っている。
その他見落とせないのは、18>世紀に修復されたエロリ宮殿で、現在は図書館、資料館、及び絵画館となっている。 絵画館には、貴重な作品が多数展示されている。 代表的なものは、ギルランダイオ1486>年製作のタブロー"聖母の戴冠"、ベノッツォ・ゴッツォリの"受胎告知"、スパーニャの作品"サン・フランチェスコの聖痕"
、 1409>年にナルニのマエストロが製作した木製の旗。 表面には玉座の聖母">と"ドルミティオ・ヴィルジニス">の二つの絵が描かれている。
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