ベノッツォ・ゴッツォリ、モンテファルコのマエストロ
ベノッツォ・ゴッツォリとして知られている
レーセ・ディ・ベノッツォは1420年にフィレンツェで生まれ1497年ピストイアで亡くなった。 彼は
ベアート・アンジェリコの弟子で、
オルヴィエートと
ヴァチカンにおいて共同製作にあたった。 そして、
ペルジーノと共に
ルネッサンス初期の代表であり、クラッシックに形体を求めるのではなく、主にゴシック後期の絵画を再製した。 彼は解説者と言うより、トスカーナ絵画の表現形体と表現法を普及した画家と見なされている。 中部
イタリア全域で集中的に製作活動をし、
モンテファルコには彼の芸術性を示す素晴らしいフレスコ画を残している。
サン・フォルトゥナート教会
1450年製作、ベノッツォ・ゴッツォリの三点のフレスコ画が保存されている。 正面玄関上部、ルネッタ(半円形)の
聖母子、サン・フランチェスコとシエナのベルナルディーノを伴う"、"
聖母子と音楽天使"、及び"
玉座のサン・フォルトゥナート"。 これらのフレスコ画の主なテーマは聖母である。 このテーマは大祭壇の為に描かれたタブローで、現在は
ヴァチカン絵画館に展示されている、"
聖母被昇天"で完結している。 フレスコ画と祭壇は
サン・フォルトゥナートに捧げられ、教会内に保存されている聖人の遺物がそれを強調している。
サン・フランチェスコ教会博物館
ベノッツォ・ゴッツォリは、ここに一連の壮大なフレスコ画
サン・フランチェスコの生涯"を描いた。 それは12枚のパネルからなり、三段に分かれている。 絵の見方は、左から右へ、下段から中段、上段へと上がっていく。 これはルネッサンス初期ウンブリア絵画の本質的な作品であるが、
ヴァサ-リはそれに一切言及していない。 この事は、その後の美術評価を表面的にしてしまったが、近年良識ある美術評論家によって一部見直されている。
その他、地元の要請によって製作された2>点がある。
フラ・ヤコポ・ダ・モンテファルコの為に描かれ現在は
ウイーンの
クンストゥヒストリシュ美術館に展示されている"
謙遜の聖母"、及びモンテファルコのクララ会に依頼され、
ワシントン市の国立美術館に展示されている"
サントルソーラ"である。
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