アッシジのフランチェスコが生まれ育ち、彼のメッセージが広がった地域のスピリチュアル(と建築)な旅
アッシジのサン・フランチェスコ
由来の地を巡る旅はヌオーヴァ教会から始まる。 伝承によると、フランチェスコの父親ピエトロ・ベルナルドーネの家のあったところとされている。 それは
1615 年に建造された、大きなクーポラ一つと小さいクーポラ四つをもつ、ギリシャ十字形の教会である。 伝承
では、フランチェスコは粗末な家畜小屋で生まれたと
ある。 まさにキリストの生涯の完璧な摸倣だ。 現在は小さなサン・フランチェスコの礼拝堂が建っており、すぐ近くにはヌオーヴァ教会がある。
¶の重要な場所は、堂々たるサン・ルフィーノ大聖堂だ。 この教会は、地元の殉教聖人サン・ルフィーノの遺骸を納める為、1029ウゴーネ司教によって中世前期建てられた教会の上に建立された。 洗礼盤で、サン・フランチェスコ、サンタ・キャーラ、そしてスワヴィアのフェデリコ二世が洗礼を受けたのだ。 香部屋にはサン・フランチェスコの礼拝堂と呼ばれる洞窟があるが、それは、彼が祈りの時間を過ごす為にこもった場所である。 同じく右身廊からドゥオーモ博物館に入ることができる。 ここには、貴重なフレスコ画や彩色写本の他、ニッコロ・アルンノ、
1470 年作のトリプティク
"
聖母子と聖人"が展示されている。
次ぎは、サン・フランチェスコが人々とグイド司教の前で、持っているもの全て、着ていた服を脱ぎ財産権を放棄して、神にのみ従う事を宣言した場所に行こう。 そこには現在、サンタ・マリア・マッジョーレ教会と、内部にそのエピソードを偲ばせる、放棄の部屋と呼ばれる一室のある司教館がある。 同じく司教館で、サン・フランチェスコは彼の最後の日々を過ごした。 そこは、彼が苦しみの中で祈りながら、死の瞬間を待った場所だ。
コムーネ広場の横にベルナルド・ディ・クインタヴァッレの家がある。 そこは、小さき花の中で語られているエピソードのあった場所である。 ダンテは、全章がサン・フランチェスコに捧げられている、天国の部、第11歌章の中でそれを称えている。 ベルナルド・ディ・クインタヴァッレは裕福でフランチェスコの友人であった。 ある日、彼はフランチェスコを自分の家に泊めた。 その夜、フランチェスコが祈る声を聞いて神秘的なひらめきを得た彼は、持てる物を放棄して、まだ一人で説教していたサン・フランチェスコのもとに走り、最初の弟子となった。
থンタ・キャーラ教会
もサン・フランチェスコの生涯に関わる場所だ。 そこには昔サン・ジョルジョ教会があったが、現在はサンタ・キャーラ教会の一部となっている。 ここでフランチェスコは、読み書きを学びながらその少年時代の大部分を過ごした。 そして彼の死後、その遺体が1226サンタ・キャーラもここに埋葬された。
ၓ野とアッシジのある丘を結ぶ道の中程、ぽつんと離れた孤立した場所に、聖域サン・ダミアーノ教会がある。 落ち着いた印象的な空間は、祈りと内省を促す。 教会はとても古く、9キリスト架刑図(現在はサンタ・キャーラ教会に保存されている)の足元に平伏して祈っていた。 まさにその時、キリストが"
貧しい貴婦人達"も長い期間サン・ダミアーノで過ごした。 それが核となり、後にフランチェスコ会第二会となる。 同じくサン・ダミアーノ教会で、聖痕を受けいつも苦痛に苛まれていたフランチェスコは、兄弟たる太陽の賛歌を創作した。
聖域、リヴォトルトはとても象徴的だ。 内部にはサン・フランチェスコのあばら家が保存されている。 この非常に粗末な小屋は、アッシジの聖人が、1209アルチェのサン・ラッザーロとアルチェのサン・ルフィーノがあった為で、フランチェスコと初期の弟子達は彼らの治療に当たった。
アッシジから数キロの距離にある、全てが始まった場所、サンタ・マリア・デリ・アンジュリ教会のポルツンコラがこのルートの最後となる。 最も重要な聖地の一つであり、巡礼者が一番多く訪れる場所であるサンタ・マリア・デリ・アンジュリ教会は、この比類なく感動的な教会を囲むように建立されている。 ここでフランチェスコ派の驚異的な活動が始まり、アッシジのフランチェスコの生涯が終わった。 ポルツンコラの初期の教会は、4世紀、エルサレムからの帰りこの地を通った4人の巡礼が建てたものである。 1206ガレアッツォ・アレッシの設計により、1569年から
1679 年まで100年以上を要して完成された。 それは、ポルツンコラという至高の宝を守り、地上に生きるすべての人のものである、フランチェスコ派のシンボルを保存する為である。
Text and images contained on this page and related linked pages are protected by copyright laws, unauthorized copying is strictly prohibited.